
2024年11月に活動終了したDEAR KISSが、ちょうど2年後の同日・2026年11月22日に新体制「dear kiss」として再始動。元メンバーののこがプロデューサーに就任し、5人の新メンバーとともに渋谷DAIAでデビューライブを開催する。
2024年11月22日、DEAR KISSは旧体制での活動に幕を下ろした。そしてちょうど2年後、2026年11月22日——同じ日付を選んで、新体制「dear kiss」がデビューライブを開催する。偶然ではなく、意志のある選択だ。結成10周年という節目に、あの日の続きを刻もうとする覚悟が、この日程に込められている。
2016年4月に結成されたDEAR KISSは、国内ライブ・フェスはもちろん、海外公演も精力的にこなしてきたグループだ。2021年4月にはビクターエンタテインメントよりメジャーデビューを果たし、AFAをはじめとする海外のステージにも立ち続けた。その歴史が、今また新しい形で動き始める。
新体制のプロデュースを担うのは、旧体制でメンバーとして約8年間活動したののこ(1995年6月29日生まれ、大分県出身)。アイドルグループ「GALETTe」での活動を経て2016年11月にDEAR KISSへ加入し、グループの成長を内側から支えてきた人物だ。現在はSNS総フォロワー約80万人のインフルエンサーとしても活躍しており、テレビ・映画・舞台・アパレルと多方面に才能を発揮している。
「いつか自分の中で想像していることや、伝えたい思いが形になったらいいなと思っていました」とののこは語る。その一方で「5人の人生を背負っているという自覚と責任をしっかり持たなければいけない」とも。プロデューサーとしての喜びと覚悟が、言葉の端々から伝わってくる。
グループ名を大文字から小文字の「dear kiss」に変えたことにも、深い意味がある。「変化をマイナスではなく、楽しみに変えていきたい。小さな喜びを一つひとつ積み重ねて、いつか大きな喜びに変えていけるように」——そんな思いを込めた命名だ。過去を否定せず、しかし新しい一歩を踏み出すという姿勢が、この小文字に凝縮されている。
新体制のメンバーは、月乃風香、花輪恵里佳、村上楓、黒瀬夢月、ももこの5人。アイドルとしては全員が初挑戦となるが、それぞれが異なるキャリアを持つ個性派ぞろいだ。花輪恵里佳はモデル・女優としての活動経験を持ち、村上楓はSUPER GTなどでレースクイーンとして活躍してきた。ももこはダンサーとしての活動・指導経験を備えており、パフォーマンス面での即戦力として期待がかかる。
ののこは彼女たちについて「いつもひたむきに練習に取り組む姿や、強くなろうと、なりたい自分になれるようにもがいている姿がとても印象的」と語る。見た目だけでなく「中身が素直で優しくて、本当に大好きな5人」という言葉には、プロデューサーとしての愛情が滲む。アイドル未経験の5人が、どんなステージを見せてくれるのか——それがデビューライブ最大の見どころだ。
デビュー曲のタイトルは「未完成なラブレター」。ののこ自身が作詞を手がけた楽曲で、未来の自分へ宛てた手紙をテーマに、夢に向かって歩み始める5人の現在地を描いている。「親愛なるあなたへ、愛を届け、愛される存在」というコンセプトは、dear kissというグループ名の精神とも重なる。ミュージックビデオは2026年10月22日に公開予定で、まずはそこから新体制の世界観を確認してほしい。
デビューライブは2026年11月22日(日)、東京・渋谷DAIAにて開催。開場11:00、開演11:30とやや早めのスタートだ。会場は渋谷駅3a出口(渋谷109)より徒歩3分のフォンティスビルB1に位置する。当日はDEAR KISSの旧楽曲から新曲まで披露予定とのことで、長年のファンにとっても感慨深いセットリストになりそうだ。
チケットは2種類。前方チケット(優先入場付き&当日限定デビューブロマイド※ランダムサイン入り)が3,000円、後方チケットが1,000円。前方チケットには限定ブロマイドが付くため、コレクターズアイテムとしても見逃せない。購入はLivePocket(https://livepocket.jp/e/eadol)から。
さらに注目したいのが、デビューライブからわずか5日後に控える海外出演だ。11月27日から29日にかけてシンガポールで開催される「Anime Festival Asia Singapore 2026」への出演が決定している。旧体制のDEAR KISSもAFAを重要な海外拠点としてきただけに、新体制がデビュー直後からその舞台に立つことは、グループの本気度を示す何よりの証明だろう。国内デビューと海外進出を同時に見届けられる、歴史的な1ヶ月になりそうだ。