ビームスのウィメンズキャンペーン「まるごと愛してゆく。」で、シンガーソングライター・柴田聡子がモーニング娘。の名曲「I WISH」をカバー。発売26年を経て、30代の今だからこそ響く一曲が生まれた。
26年越しの「I WISH」が、30代の女性たちへ届く
2000年9月にモーニング娘。がリリースした「I WISH」。作詞作曲はつんく♂が手がけたこの楽曲は、発売から26年が経った今も色褪せない輝きを持ち続けている。当時幼かった世代はいつしか30代を迎え、青春の記憶とともにあの頃の自分を懐かしむ年齢になった。そんな背景から「この曲をもう一度届けたい」という想いのもと、今回のカバーが実現した。
10月8日に公開されたビームスのウィメンズキャンペーン新ブランドムービー「まるごと愛してゆく。」。”選択肢に揺れながらも、自分らしく歩む姿”をテーマにしたこの映像作品には、山本奈衣瑠、三村朱里、荒井愛花が演じる30代の女性3人が登場する。青春時代をともに過ごした彼女たちが、それぞれ違う道を歩き出す日常——その情景に重なる音楽として選ばれたのが、柴田聡子による「I WISH」のカバーだ。
生楽器が紡ぐ、洗練された現代の「I WISH」
今回制作されたカバーバージョンは、原曲の明るくポップな雰囲気から大きく変容している。生楽器を軸とした洗練された現代的な音像へと再構築されており、26年という時間の重みをそのままサウンドに落とし込んだような仕上がりだ。原曲を知るファンにとっては懐かしさと新鮮さが同時に押し寄せる、不思議な感覚を覚えるはずだ。
柴田はレコーディングを振り返り、「口に出して歌ってみるとさらに励まされる心持ちがしました」とコメント。さらに「私も『I WISH』を通して、人生のみずみずしさや時に訪れる悩ましさの複雑なきらめきやよろこびを受け取った者のひとりです」と語り、自身もこの曲に長年励まされてきた一人であることを明かした。年を重ねるごとにその実感が増していくと言う柴田の言葉は、同世代のリスナーの胸に深く刺さるだろう。
つんく♂が贈った、温かな祝福の言葉
「I WISH」の生みの親であるつんく♂も、今回のカバーに際してコメントを発表した。「この曲と、皆さんとの出会いが、すばらしいものになることを願っています」——シンプルながら、楽曲への深い愛情と新たな出会いへの期待が込められた言葉だ。自身が生み出した曲が26年の時を超えて新たな命を吹き込まれる。その喜びは、言葉の端々からにじみ出ている。
柴田聡子という選択が持つ必然性
1986年、北海道札幌市生まれのシンガーソングライター・詩人である柴田聡子。武蔵野美術大学を卒業後、東京藝術大学大学院を修了し、2010年より都内を中心に音楽活動を開始した。2012年の1stアルバム「しばたさとこ島」から始まり、2024年2月には7thアルバム「Your Favorite Things」をリリース。詩集「さばーく」では「第5回エルスール財団新人賞」現代詩部門を受賞するなど、音楽と言葉の両面で高い評価を受けてきた。
今年に入ってからも精力的な活動が続く。2025年4月にはスカートの楽曲「スペシャル」にコーラスで参加し、SkaaiとKMのEP収録曲「iPX feat. 柴田聡子」にフィーチャリングで名を連ねた。10月にはElle Teresaとのコラボ曲「ときめき探偵 feat. Le Makeup」もリリース。他アーティストとの化学反応を楽しむように、コラボワークにも積極的だ。そんな柴田だからこそ、「I WISH」という楽曲の本質的な温かさを損なわず、現代の感覚で再解釈できたのかもしれない。
弾き語りツアー「柴田聡子のひとりぼっち’25」も開催決定
ブランドムービーはビームス店舗や公式SNS、特設ページにて公開中。また、11月2日からは東京・表参道で、11月9日からは東京・新宿三丁目で本キャンペーンの交通広告が掲出される予定だ。街を歩いていてふと目に入る広告と、耳に届く「I WISH」——そのシンクロが、30代の日常に小さな感動をもたらしてくれそうだ。
さらに柴田は、11月3日から30日にかけて弾き語りツアー「柴田聡子のひとりぼっち’25」を東名阪で開催する。今回のカバーで柴田の歌声に初めて触れたという人も、このツアーでその世界観をより深く体感できるはずだ。詳細は公式サイトをご確認いただきたい。


